赤ちゃんの便秘

赤ちゃんの便秘 日記

生後1ヶ月半ごろ、完ミに移行しましました。

搾乳を止めてミルクのみにした週から、便秘気味になり始めました

毎日出ていたのが、2日に1回に減り、生後2ヶ月を過ぎた辺りには3日に1回に・・・

ガスが溜まっているのかお腹がパンパンに膨れていて、機嫌が悪く苦しそうにしていることが増えてしまいました。

時期的には、前回、以下の乳児湿疹の記事にも書いた時期とも重なります。

大人でも、便秘が酷いと肌が荒れたりするので、

乳児湿疹の原因にもなっているかもしれないとも思い、

赤ちゃんの便秘について調べました。

特に、出産と赤ちゃんの腸内細菌が関係があることは知らなかったので、驚きました。

ネットで調べたことのまとめ

赤ちゃんの便秘

●うんちの回数が減っている

赤ちゃんによって排便ペースは違うので、それぞれの通常の頻度と比べることが重要です。「1日に数回出ていたのに今日は出ていない」「毎日出ていたのに3日出ていない」など、普段の排便回数より少ない場合は、便秘の可能性が考えられます。

●母乳を飲みたがらない、吐き戻す

赤ちゃんが母乳やミルクを飲む量が減った時は、お腹に便がたまって、食欲が減退している可能性が考えられます。時には吐き戻してしまうこともあります。

●赤ちゃんの機嫌が悪い

お腹に便が溜まって不快な状態が続くと、赤ちゃんの機嫌が悪くなります。食事をしっかり与えて、オムツも替えたのに泣いてばかりいる場合は、もしかすると便秘なのかもしれません。

●うんちの量が少ない、固い

赤ちゃんのうんちの変化も便秘の判断材料になります。うんちの量が少ない場合は、お腹の中に残便があり、すべて出しきれていない可能性が考えられます。また、固いうんちも便秘のサイン。放っておくと、排便時に肛門付近を傷つけてしまう恐れもあります。

引用:健栄製薬HP(https://www.kenei-pharm.com/ebenpi/column/column_17/

うちの子の場合は、「うんちの回数が減っている」と「赤ちゃんの機嫌が悪い」が該当していたので、やはり便秘気味かと思います。

赤ちゃんの腸内環境

人工乳で育っている赤ちゃんは母乳で育っている赤ちゃんより10倍も悪玉菌が多いことがわかっています。

引用:株式会社アトピー・ラボ(https://atopy-labo.jp/column/88/

とりわけ乳児においては、生後6ヶ月間における腸内菌種の割合(占有率)の変化や腸管内への定着が、アレルギーなどの疾患発症に将来的に影響を及ぼす可能性が示唆されています。特に、早期乳児の腸管内で最も優勢とされているビフィズス菌の腸管への定着は、様々なアレルギー性疾患の発症に関与していることが報告されており、ビフィズス菌が少ない乳児では、その後の人生においてアレルギーの発症率が高くなる可能性が指摘されています。

引用:学校法人 順天堂 2018.08.21プレスリリース 大学・大学院(https://www.juntendo.ac.jp/news/20180821-01.html

腸には体内の免疫細胞の60%以上が存在しています。つまり腸を元気にすれば、体の免疫機能がきちんと働き、アレルギーやアトピーといった炎症を緩和することができるということです。そこで、腸内環境を整えるための腸内細菌、いわゆる善玉菌を増やすために乳酸菌を摂ると良い、と言われているのです。

引用:ベビースマイル赤ちゃんの健康情報(https://www.babysmile-info.jp/community/atopi_04/

出産と腸内細菌

実は産道を通って赤ちゃんが産まれてくる際、その通り道には、母親の体内に住み着く腸内細菌が存在しており、それが「母から子へのプレゼント」のように赤ちゃんの口や鼻から幼い腸内へ入り込むと考えられているのです。これが、産まれてきた子どもの腸が独自に腸内フローラを育て上げていく第一歩、いわばタネとなります。

実はいま、こうして母から子へと受け継がれ、育っていく腸内フローラのバランスが崩れてしまうことが、小児アレルギーの発症と深く関わっている可能性に、多くの研究者が注目し始めています。

引用:NHK健康チャンネル(https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_550.html

分娩様式の違い(帝王切開か自然分娩かどうか)よりも、分娩直前に抗菌薬を投与されたかどうかが、出生から早期の乳児腸管へのビフィズス菌の定着により大きな影響を及ぼしている結果が得られました。

引用:学校法人 順天堂 2018.08.21プレスリリース 大学・大学院(https://www.juntendo.ac.jp/news/20180821-01.html

出産レポートでも書きましたが、私の場合は破水からスタートしていたので、感染予防で抗生剤(経口薬と点滴)を投与していました。

そのため、通常よりも赤ちゃんへ移行した腸内細菌が少なかった可能性があります

そのうえ、私の場合は母乳育児が上手くいかず、早い段階で完ミに移行したため、

悪玉菌が増えて腸内フローラが乱れて、便秘や湿疹の症状が出てしまったのかもしれません。

我が家で行った対策と結果

①「の」の字マッサージ

食後30分ぐらいに、赤ちゃんのお腹に「の」の字を書くように手のひらで時計回りにマッサージをする。

参考文献:『赤ちゃんが必ずかかる病気&ケア

【結果】

変化はありませんでした。お腹が張っているのにお腹に圧をかけるので苦しくて機嫌が悪くなったり、マッサージの後に吐き戻したりしました。

②綿棒で刺激

産婦人科で指導された方法。

綿棒の先にワセリンを塗って、赤ちゃんのお尻の穴に1cm程入れて刺激する。

【結果】

プスーっと音がしたので、ガス抜きはできたようでした。

綿棒の先も黄色くなりましたが、うちの子の場合はうんちは出ませんでした

③足を動かす

赤ちゃんの両足を持ち、足を体につけるようにして前後にゆっくり動かして、腸を刺激する。

参考文献:『赤ちゃんが必ずかかる病気&ケア

【結果】

3日出てない時は、うんち出ました

毎回出るわけではないですが、生後2ヶ月の段階だと運動ができないので、

ある程度効果はあるかと思われます。

④プロバイオティクス

『プロバイオティクス』とは、乳酸菌やビフィズス菌など、腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物の事。

雪印ビーンスタークの「赤ちゃんのプロバイオ ビフィズスM1」をミルクに混ぜて飲ませた。

【結果】

6/2に飲ませ始めたので約1ヶ月弱経っていますが、そのうち5日うんちが出ない日がありました

1日6滴と書かれていたので、午前中に3滴、午後に3滴飲ませた日は、その日中にはうんちが出なかった。

1回のミルクに6滴まとめて飲ませた方がいいかもしれない。

うんちが出なかった日も翌日には出ていたので、飲ませ始める前(2~3日に1回)よりは少し改善がみられました。

小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン

小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン(https://www.jspghan.org/constipation/files/guideline.pdf)によると、

プロバイオティクスの便秘症に対する有効性については結論が出されておらず、

症例によっては有効である可能性があるようです。

ガイドライン内での推奨度はBで、「行うよう勧められる。中等度の根拠があり,臨床上有効性が期待できる。」とされています。

一方、お腹のマッサージ綿棒による刺激(上記①と②)については、

ガイドライン内での推奨度はC1で、「行ってもよい。科学的根拠に乏しいが,臨床上有効である可能性がある。」とされています。

いずれにしても、まずは生活習慣(食事、運動、排便習慣)の見直しとの事。

乳児であれば、哺乳量(1日の全体量)の見直しと、過剰な発汗による水分不足がないかについて注意が必要となります。

まとめ

哺乳量をチェックし、特にこれからは夏になるので、汗の量が多ければ、適宜水分を足そうと思っています。

引き続き、足を動かす運動とプロバイオティクスは続け、それでも3日以上うんちが出ないような事があったら、ガス抜きのためにも綿棒も試そうと思います。

『赤ちゃんが必ずかかる病気&ケア』の本によると、

本格的な便秘になるのは、離乳食が始まってからとの事。

その頃にまた便秘になってしまうかもしれませんが、色々模索しながらやっていこうと思います。

以上、ののまでした!

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